前回の記事では、実際にビットコインを購入できたぞ!
でも、そもそもビットコインってなんなんだろう、、
購入したものがよく分からないって気持ち悪いよ~~
まきっぴさん、教えて~~!!
やる男君、まだ朝の6時よ、、
ggreksって言いたいところだけど、今回はビットコインの成り立ちと仮想通貨について解説するわ!
そもそも、通貨ってなんだろう?
やる男君、まず仮想通貨を考える前に、通貨とは何かを理解する必要があるわ。
やる男君は、通貨と聞いて一番最初に思いつくものは何かしら?
通貨?う~ん、僕は日本生まれの日本育ちだから、通貨と聞いて一番最初に思いつくものは、日本円かなぁ、、
そうね、一番馴染みが深い日本円を例にして説明していきましょう!
まず、日本円は、だれが管理しているか、分かるかしら?
日本円を管理している人、、日銀や日本政府じゃないの?
やる男君、正解よ!そう、日本円は国家によって管理されているわ。
すなわち、「中央集権型」によって管理されていると言えるわね。
日本で、日本円がなぜ使えるか、それは国家が日本円の価値を保証し、みんながそれを信用しているからなの。
もし、やる男君がいまから、やる男王国を作って、やる男通貨を発行しても、だれもお金として信用してくれないでしょ?
はっ!?その手があったか、、
でも、たしかに僕が今から王国を作って新しく通貨を発行しても取引してくれる人が誰もいないや、、
そう、日本円が価値あるものとして利用できるのは、国家が日本円の価値を保証し、みんながそれを信用しているからなの。
それが分かった上で、次に進むわね。
中央集権型の通貨のメリットとデメリット
メリット
- ルールをはやく決めることができる:通貨の管理者が国家と明確なので、ルールの作成や変更がはやい
- 何かを決めるときに決裂が起きづらい:意思決定者が少ないので、決裂することが少ない
もし、決裂してしまったら、新しい通貨を別で発行するといったようなことが起きる可能性がある
(仮想通貨では実際に意見が対立し、新しい通貨が発行された。ビットコイン→ビットコインキャッシュ等)
デメリット
- 国がなくなったり経済が破綻したら使えなくなる:実際にベネズエラという国では、268万%という、とてつもないハイパーインフレによって、経済が破綻した
- 意思決定者が少ない分、組織が悪い方向へ行く可能性がある:きちんと組織を監視する人がいないと、組織が権力者のやりたい放題になる
(ベネズエラでは、政府の腐敗によって経済が破綻したと言われている)
なるほど、メリットもあるけど、デメリットもあるんだね。
でも、国のトップの人が独裁者になって、自分のもっている日本円の価値が0になったら怖いなぁ、、
やる男君、しっかり理解しているわね。
そうね、中央集権型の一番怖いところは、そこかもしれないわ。
次は、仮想通貨、すなわち「分散集権型」について解説していくわよ!
仮想通貨ってなに?
そもそも、仮想通貨って誰が作ったの?
やる男君、いい質問だわ!
ビットコインの論文を発表したのは、サトシ・ナカモトよ。
サトシ・ナカモト??日本人っぽい名前だけど、日本人なのかなぁ?
やる男君、サトシ・ナカモトは、論文を書いたときのペンネームなの。
だから、日本人かも、個人なのか組織なのかも分かっていないわ。
正体を明かしていない理由は、仮想通貨の仕組みに秘密があるのよ。
下で、仮想通貨の仕組みについて解説していくわね。
仮想通貨の仕組み
仮想通貨の仕組みをすべて話すと、とっても技術的な内容になって、やる男君は、寝ちゃいそうね、、
やる男君でもわかりやすいように、かいつまんで解説するわ。
もし、気になる情報があったら自分で詳しく調べてみてね♪
仮想通貨は、どうやって取引されているの?
仮想通貨は、インターネット上で管理されています。
中央集権型では、国や政府などが管理していますが、仮想通貨は管理するひとがいません。
ブロックチェーンという技術を利用して、インターネット上で安全に取引ができるような仕組みになっています。
ブロックチェーンは、ブロックの中に取引情報が入っており、それをほかのブロックとつなげることにより安全な取引を行う仕組みのことです。(分散型台帳)
そのおかげで、ある特定の組織が通貨を管理する必要がなくなり、分散集権型に管理することが可能となりました。
ビットコインの論文を書いた、サトシ・ナカモトが匿名なのも、分散集権型によるものね。
もし、表にでてきて、だれかに権力を持たされてしまったら、ビットコインが中央集権型になりかねないわ。
特に、中央集権型の通貨を使用している国では、商売があがったりさがったりよ。
確かに、もし僕がもっている日本円をすべてビットコインに変えて買い物や支払いができるとしたら、日本政府は税金や手数料を取ることができなくなって、国の存続に関わるね。
ビットコインを買ったときに、0,0000…btcになったけど、なぜ?
このまえ、500円分ビットコインを買ったときに0.000…btcになってしまったんだ!
やる男君、それは、ビットコインの総量に秘密があるわ。
下で解説するわね。
ビットコインの総量は、2,100万枚までと決まっています。
これは、中央集権型の場合、政府や銀行が通貨を増やすことでインフレーションをコントロールしていますが、分散集権型のビットコインの場合、その中央組織が存在しません。
その代わりに、ビットコインの総供給量を制限することで、価値の安定性を追求しました。
なるほど!
金と同じで、発掘できる量に制限があるとき希少価値があがるのと同じ仕組みだね。
0.000…btcになって、お金が少なくなっちゃったと思ったけど同じレートで日本円に換金したらきちんと500円になって戻ってくるんだね。
やる男君、その通りよ!
下では、分散集権型のメリットとデメリットを解説したわ。
目を通しておいてね。
分散集権型の通貨のメリットとデメリット
メリット
- 安全と信頼性が高い:中央集権型に比べて、ブロックチェーンを使用しているため、不正しずらい
- 情報や取引履歴の透明性が高い:仮想通貨は、すべての取引がインターネット上で取引されて、記録されているため、透明性が高いといえる
- システム障害や問題に強い:中央集権型の場合、管理している機関がハッキングされたりした場合、大きな被害を受けるが、仮想通貨の場合、分散的に管理されているため、ひとつの所がハッキングされても他の所に情報が記録されているため被害が少ない
デメリット
- 取引に時間がかかる:すべての取引をインターネットに記録しているため、取引に時間がかかる
- ルールを決めるのに時間がかかる:分散集権型のシステムでは、参加者全体に合意を取る必要があるため、合意形成に時間がかかる
- 匿名性が高すぎる:分散集権型のシステムでは、参加者の身元や取引内容に匿名性を持つことができるので、資金洗浄や不正行為のリスクが懸念される
- 中央集権型に目をつけられる:中央集権型の組織から、規制を受ける可能性がある(日本では、仮想通貨は雑所得扱いとなり税金を支払う必要がある)
まとめ
仮想通貨にもメリット、デメリットがあるんだね。なるほどだよ~
なんだか、前よりビットコインに詳しくなれた気がするぞ!
よ~し、これからもっとビットコインについて勉強するぞ~!
やる男君、やる気がみなぎっているわね。
仮想通貨、ビットコインは、とっても奥が深い世界だわ。
その分、勉強しがいがあって楽しいのよ。
これからも、もっともっと仮想通貨の世界に浸っていきましょう!
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